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『エスパー魔美トリビュートCD 2006』に橋本潮さん以外の人が抜擢されたらどうなるかの構造解析

このブログをみていただいたらわかる通り『エスパー魔美』DVD-BOX上巻の予約特典の『エスパー魔美トリビュートCD 2006』に植田佳奈さんが抜擢されたことに本来、主題歌「テレポーテーション~恋の未確認~」を歌っている橋本潮さんのブログが荒れている。まずは状況の構造解析から述べたい。

このブログを見たと言う人は4パターンいるだろう。

・元々橋本潮さんのブログを見ていた人

・ウォッチ声優板のこの記事を見てきた人

・2chのNEWS速報板の「声優の植田佳奈さんのファンが、歌手の橋本潮さんのブログを荒らす」から来た人

・2chの声優板の植田佳奈スレッドから来た人

の4パターンである。もうねアフォかとw

ウォッチ声優板も結局は2ch声優板の話題をピックアップしてブログ形式で書いているだけのサイトなので下の3つは2ちゃんねる関係なのでほとんど2ちゃんねるから荒らされているであろう。2ちゃんねるはもう説明の必要はないが、時に良いこともするが悪いこともする諸刃の剣的な掲示板だ。日本で一番利用者が多いためか民意を反映するところであるが時にそれが悪い方向へ牙を向くこともある。今回も植田佳奈さんのファン(自分もそうだが)は橋本潮さんの意見に対し植田佳奈さんの擁護の意見を書くし、またこの騒ぎに乗じて単にブログを荒らしたいだけという輩もいるであろう。またこの4つのスレはそれぞれに様々な人間がいるため、この4つのスレのうち例えば植田佳奈スレッドに書き込んだ人間を植田佳奈ファンとして批判・中傷することなどもある。なので橋本潮さんのブログに書き込む人間や橋本潮さん自身も批判・中傷されるのは当然と考えていただきたい。また今もこの2ちゃんねるの該当スレは現在進行形でこの話題の応酬をしていることであろう。

では、そもそも『エスパー魔美』DVD-BOXはなぜ発売されるのだろうか。たのみこむのようなインターネット上で商品化してほしい商品を具現化するサイトなどのようにもともと『エスパー魔美』DVD-BOX化要望は大きかった。そして満を辞しての発売決定であるがいろいろとこのDVD-BOXはいわく付である。まず、こういったDVD-BOXが発売される時にありがちなことであるが予告など放送された内容を完全収録するようではないのである。2ちゃんねるにもなつかしアニメ板のエスパー魔美スレッドというものがあるがそこでもこの問題は荒れる元になっている。ちなみにスレット内では『エスパー魔美トリビュートCD 2006』に関する今回の問題のことはあまり話題になっていない。ではなぜ植田佳奈さんが『エスパー魔美トリビュートCD 2006』に抜擢されたのだろうか。

植田佳奈さんは植田佳奈ファーストチャレンジ・ライブ「かないろ」という自身初めてライブの中で「テレポーテーション -恋の未確認-」を歌っている。植田さん側としてはこういったこともあり「テレポーテーション -恋の未確認-」を歌うのは光栄と思っているのであろう。ではこのDVD-BOXを販売する企業はどういう思惑があるのだろうか。「エスパー魔美」の著作権を持っているのは藤子プロである。(藤子プロ自体あまり良い印象は無いが・・・)藤子プロから委託されフロンティアワークスが今回のDVD-BOXの販売を請け負うことになっているがフロンティアワークスとはアニメショップであるアニメイトの運営をしている会社の関連会社である。またジェネオンエンターテイメントとも商品の販売協力をしているがここがキーポイントになっているのである。ジェネオンエンターテイメントといえばマツケンサンバのCDやDVDでかなり儲けたと思われる会社であるが前身はパイオニアLDCでありアニメーション作品に力をいれている会社だ。そして植田佳奈サイドとジェネオンサイドは真月譚 月姫以来、マリア様がみてるなどジェネオン関係のアニメーション作品にたびたび出演することになる。そしておそらく決定打となったのはBSQR489chで放送されていた「GENEON presents ”週刊アニメプレス” これが今夜の御主人様」であろう。ジェネオンの番組に出てジェネオンの広報の人も出ていたこの番組でコネができないわけはないと思う。またフロンティアワークスサイドの方でもまるみえ☆みっくすJUICEのようなかつて植田佳奈さんがユニットを組んでいたみっくすJUICEの企画物DVDをジェネオンといっしょに出しているためこちらのコネも十分というわけである。

前にもあったがこういった話題を聞くと「またか・・・」と思えてくる。 「劇場版 機動戦士Zガンダム」のフォウ・ムラサメ役の変更の話題である。インターネット上でもいろいろ荒れに荒れた話題だったが誰が悪いのか個人まで特定できているのにその当事者たちやなんといっても企業は口をつぐんでいる。今回の話題とこの話題は非常に類似性があると言っていい。

個人的な意見としては橋本潮さんはブログで自分の意見に異のある大衆を批判の矛先を向けるのではなく、こういった企業に対して、具体的にはDVD-BOXを販売するジェネオンやフロンティアワークスや「エスパー魔美」をジェネオンに売った藤子プロに対して批判の矛先を向けるべきではないだろうか。たとえ大衆を批判しても企業を批判しても結果としては変わらないとは思いますが・・・仮に企業に直談判したとしても今の企業はゲームソフトや漫画もそうだが著作者・歌い手のものではなく著作権をもつ企業のものと主張し突っぱねるだろう。

日本は今、格差社会といわれ、企業の力がかなり強くなっているが、その格差社会を生み出したのは行き過ぎた資本主義そのものである。そして、それはこういったアニメ業界にも十分関係する話である。かといって日本人は世間を変えようとか考えない国民なので悩ましいところではある。そう考えると逆にそいつが批判の矛先になるからだ。

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