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ボロボロな日本のブロードバンド事情、最良の事業者はどこだ?

リンクシェアのアフィリエイトでNTT西日本を勧めていたこのサイトでこんな記事を書く資格が無いかもしれないが、今回NTTマーケティングアクトとの契約が切れたのであえてこのような記事を書きたいと思った。

現状ブロードバンド入会でありえるパターンとして最悪なのはNTTフレッツとヤフーBBに入るパターンだと思う。

NTTの方は116番に電話してみて全てを任せてしまうパターンだ。今ではプロバイダ一体型のwithプランがあるためあまり少なくなったが、通常、NTTに申し込むだけではインターネットはできない。プロバイダを自分で選ばないといけないのにそういった説明が無く、回線だけひいてしまったり、初期設定まで全てやってもらえると聞いたのに回線工事だけして放置されたとか、あと最も多いのは光を申し込んだのにNTTから連絡が何も無いという場合だ。連絡が何も無いというのはまず何か不都合があって光回線がひくことが出来ないということを疑ったらいい。普通、フレッツ光はNTTに申し込んだ場合2週間~2ヶ月でひけるはずである。(それでもそれだけかかるわけだが・・・)それをお客様に言うのが面倒なので放置していることを疑った方がいい。例えばNTTのフレッツ光で放置される要因としては・・・

○申し込んだところがフレッツの工事の受付をしているNTTマーケティングアクトの人間じゃなくNTTの代理店なので回線がひけない詳細がわからず放置

○ピンポイントエリアである程度その地域で使うユーザーが集まらないため放置

○CATVや電力系の電柱のせいで回線をひくことができないため放置

○現地調査をした結果、結果的に光ファイバーをひけない環境だった(集合住宅で大家さんが光回線をひくのを認めなかったり、光回線をひきこめるエアコンや電話回線をひきこんでいる通気口無いなど)ため放置

・・・など

ヤフーBBの方はというとこちらの方はなんといっても有名なのは無理矢理勧誘して入会させるモデム配り作戦が有名だが最近ではそういったことは少なくなってきた。ただ、相変わらず通信品質やIP電話の品質やモデムの信頼性などは低い。中には実質光やADSLで使えない環境なのに無理矢理入会させてインターネットができないサポートセンターにつながらないというパターンが多い。また、家電量販店での取り扱いが最も多い事業者であるため、量販店によってはヤフーしか勧めなかったり、自分たちの獲る件数確保のためパソコンが安くなるからといってヤフーの無線LANパックを無理矢理つけたり、BBTV(フレッツの場合はオンデマンドTV)をつけたりとインセンティブの金の流れ場になっているというのが日本の家電量販店のブロードバンド事情の実態である。

【例えば】ヤフーBBしか勧めない⇒ヤマダ電機・ベスト電器など、逆にNTTフレッツばっかり勧める⇒コジマ電機・ビックカメラなど

言っては悪いがこういった方々が日本のブロードバンド産業の登場人物であるわけでなのでwinnyやshareが流行ってもそりゃこんな客も事業者側も自分勝手な傲慢なやつが出ているわけだからしょうがないだろと言いたいところではある。では理想的なプロバイダとはどのようなところであろうか?

まず言っておこう。日本のインターネット環境は危機的な状態であると。リンク先を読んでいただければわかるが各プロバイダのバックボーンは枯渇している。プロバイダがどのくらいのバックボーンがあるかというとこんな感じである。ちなみにここには無いOCNはこんな感じ。OCNの東京-大阪間の80Gbpsのバックボーンがいかにすごいかがわかると思うがではバックボーンが全てかというとそうでもない。

プロバイダ選びの基本は値段とサービスと将来性だ。

値段はADSLの場合ヤフーBBの2180円プランが安いように見える。しかしこのプランは8Mbpsという速さであり線路距離が長く、損失が大きい人にはお勧めできない。線路距離は以下のサイトで調べることが出来る。

NTT東日本エリア NTT西日本エリア

電話回線を持って無い人は自宅の一番近くの建物の電話番号を使って調べるのが良い。(※電話回線をひいたばかりの回線では調べられないので注意)これで何mあって損失が何dbあるかが問題になる。損失が20db以下なら申し込んだとおりの速度が出るだろう。20~40dbは12Mbpsのプランをお勧めする。24Mbps以上だと12Mbpsと変わらなくなるからだ。さらに8Mbps以下のプランは線路距離が4km以内でないとお勧めできない。線路長が長く回線が弱いためつながらない可能性があるからだ。さらに40db以上だとあまりにも線路距離が長いためリーチDSLのプランをお勧めしたい。47Mbps以上の強い回線を申し込むという手もあるが値段はこっちの方が安いのでどうせ同じ速さならこっちの方が良いであろう。線路距離を決めることによって自分が何Mのプランがいいかということがわかるのでその上でプロバイダを選ぶ方が良い。

さて一部の方で距離が出なかったという人がいると思う。その場合考えられるのは光収容だ。光収容とは通常、電話回線はメタル(銅)ケーブルでひかれるものだがNTTが電話回線の通話品質を保つためメタルケーブルではなく電話回線に光ケーブルを使っているということなのだ。光ケーブルはディジタル回線なので、アナログ回線の余った帯域を使うADSLは当然使えないということになる。このことでよくあるのがヤフーBBの光収容でもあきらめないぞキャンペーンのトラブルである。ADSLを申し込んだのに上記の説明も無く申し込んで、使えませんというハガキの通知が来て放置されるというパターンだ。上記キャンペーンは光収容を無料でアナログ回線に切り変えてADSLを使えるようにしますよというキャンペーンだがその工事をやるのは結局はNTTなのでNTTが「できません」といえば上記のようなことになるわけだ。

光収容な方は運がよければADSLを使えるかもしれないが一度NTTに電話で問い合わせた上でADSLを申し込んだ方が良いだろう。結局光収容がどうしようもないというのならば光かCATVしか選択手段が無いことになる。

光ファイバーやCATVは電話回線が無く高速の安定した回線が使いたいという方にお勧めである。さらにマンションタイプの光なら電話回線の基本料のいらないADSL並の金額で最大100Mbpsのインターネットができるためかなりお勧めである。相場としてはフレッツ光のホームタイプが6500円くらい、マンションタイプが4000円くらい、その他事業者がそれより500円くらい安いということである。光やCATVでお勧めできないのはまずヤフー光だ。エリア内でもひける確証が無いためお勧めできない。また、USENのマンションタイプなどは3150円で安そうに見えるが回線品質が最悪なのでこれまたオススメできない。さらにCATVなとは特定のアプリケーションやネットゲームが出来ないといったことが多い。特にWi-Fiを使うネットワーク携帯ゲームや家庭用ゲーム機のネットワークゲームが増大するこの時期に使えないCATVがあること自体が信じられないことではある。光もADSLもCATVもそうだが最低これだけは使ってくださいというものが多い。特にフレッツ光は2年縛りで違約金を課しているプロバイダが多いので注意して欲しい。

さてサービスではあるが一番サービスと聞いて思い浮かぶのはコンテンツではないだろうか。例えばUSENのGyaoやフレッツのフレッツスクウェアなどは無料の会員限定コンテンツとして有名だ。また有料ではあるがBBTV(Yahoo!BB)やKDDI光プラスTV(KDDI光プラスのDION)や4th media(フレッツ光のぷらら、@nifty、So-net、BIGLOBE)やオンデマンドTV(フレッツ光全て)やOCNシアター(OCN光)やスカパー!光などのテレビで見れるコンテンツなどが最近の有名なところではある。

そこまで利用するかというと利用しないとは思う。なので大体の人がコンテンツまでは重視しないのではないだろうか。ここではwinnyなどの規制について述べておきたい。個人的に疑問なのはもしP2Pのファイル交換ソフトがダメというならさっさと法案出してwinnyは違法といえるような法改正をすべきであると思う。法改正や裁判所の判断も出ていない今の状況下でwinnyの規制などをしたり、ましてやwinnyの開発者を逮捕してwinnyで悪さをするクラッカーをのさばらせることなどは言語道断ではないだろうか。どこがwinnyなどをが使えないかどうかはここでは言及しないがここのサイトとかは参考になるのではないか。

最後に将来性ではあるがバックボーンが大きいとかというのも将来性ではあるが注目して欲しいのは携帯電話との連携である。第4世代携帯電話でNTTドコモは2.5Gbpsの通信速度を記録している。あと1年くらいしたらHSDPAと呼ばれる2~3Mbpsの通信速度で定額でできる無線データ通信をドコモが始める予定でもある。つまり今からそういったユビキタスの社会を見据えているプロバイダがお勧めであるということである。現在の無線インターネットというとパケット通信が最も栄えているがパケット通信の代表的なものはAIR-EDGE、パケットWINそしてFOMAパケット通信だ。そういった無線パケット通信サービスができるプロバイダが個人的にはお勧めである。3つともできるプロバイダとなるとSo-net、@nifty、ぷらら、webしずおか、ASAHIネット、ODN、デオデオエンジョイネット、アーバンインターネット、do!up、IIJ、ZAQである。[パケットWIN][FOMAパケット通信][AIR-EDGE]

ヤフーBBの登場によって日本の通信は安くなったが結局プロバイダが安くなった分、バックボーンに投資をしてこなかったため通信品質が低下するというツケを今払わされようとしている。しかもそれに気づいている人間がほとんどいないという事態だ。まあ、一度ダメなところまでダメになってこんなにたくさんあるプロバイダの半分以上が倒産して、どのプロバイダを選んでも満足いくサービス・速度が出ず、日本のブロードバンドが崩壊した方が良いのではないだろうか。使ってる人間もサービスを提供する人間も馬鹿ばっかなので。

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