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Wiiの穴場サードパーティーのソフトについて

既に全世界で100万台を出荷し名実共に次世代ゲーム機の覇者に名乗りを上げたWiiだがなかなか盛り上がらないのがサードパーティーのソフトである。

日本のWiiのロンチソフトの中でサードパーティーのソフト売上はWiiソフト全体の売上の12.4%でPS3ソフト全体の66.5%と比べると際だって低い。

そんなサードパーティーの中で期待したいのがスクウェアエニックスのソフトである。スクエニといえばドラクエとFFである。Wiiでは実はそのシリーズソフトの最新作が2つとも出るハードであるが両方ともナンバー作品と呼ばれるいわゆる本編ソフトというわけではないので敬遠してしまうゲーマーが多いのが実情である。

まずは2007年春発売予定のドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔である。Wiiリモコンを使ったソフトで剣神ドラゴンクエストの流れを組むソフトである。また本編作品と同じようにキャラクターや物語もありドラクエシリーズとしては初めて戦闘やイベントがフルボイスになる。しかし剣神ドラゴンクエストが幼稚っぽいとかWiiリモコンを振りたくないとか難癖をつけられてしまうところが辛いところである。

次にファイナルファンタジークリスタルクロニクルである。こちらは前作はGCででたFF作品だったが売上は40万本程度と本家のFFには遠く及ばなかった。前作はGBAとGCを連動した協力RPGという点を売りにしていたがそれが逆に仇となり売上には繋がらなかった。今回は先にDS版を発表している。

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DS版はWi-Fiを使った協力プレイが売りのようだがニンテンドーWi-Fiコネクションに対応しているかどうかは現時点では不明である。さらにWii版の方は「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー」というタイトルが正式発表されている。現在のところイメージ動画のみ公開されている。

Wii版FFCC動画

WiiにはWiiスポーツやゼルダの伝説トワイライトプリンセスなどの任天堂ソフトが有名だがこれから外伝とはいえFFやDQが発売されることはあまりしられていない。またサードパーティーにとってWiiやDSでゲームを始めた人たちを振り向かせるようなソフトを開発できる力が無いのも事実ではある。

しかしWiiやDSでゲームをはじめたライト層に言いたいがWiiやDSのサードソフトが売れなくなったらどうなるだろうか?サードソフトが売れなくなるとサードパーティーが相次いで撤退することとなり、その分Wiiの市場でのシェアが他社に奪われることとなる。特にPS3はライト層には興味が無いかもしれないが、これまでのPSやPS2で事実上既得権力のような状態となった定番続編ソフトが出ることとなりWiiのシェアは益々他社に奪われていくこととなる。するとどうなるであろうか?たとえばその影響が任天堂にも出てきてWiiを買ったライト層が出るのを待ち遠しくしていた「どうぶつの森」などが発売中止になる可能性があったりWiiの次の次世代ハードへ持ち越しという事態もある。ライト層はそこらへんも考えて任天堂以外のサードパーティーのソフトもまんべんなく買う必要性があるといわざる得ない。

無論、上記のことはPS3側からも言えることである。PS3が売れなくなるとFF13が開発中止になったりすることもあるということだ。つまりゲームハードを買うのはそこまで考えて買わなければならないし現にPSやPS2を買った人たちはそこまで考えてそのハードを買ったと思う。

ライト層が続編・既得権力ソフトが出ることを約束されたハードを支持するのか、それとも別の道を進んだハードを支持するのか本当の戦いはこれからである。

参考までにWiiソフト一覧

(12/29追加 Wiiロンチサードソフト売上状況)

縁日の達人 32000本 消化率58%

BLEACH Wii 白刃きらめく輪舞 25000本 消化率55%

Elebits 19000本 消化率55%

詳細なデータは3本しかわかりませんでしたがElebitsが12/17~12/24の間で上位100位以内で6000本売れたこともわかっていますのでソフト発売時に売れた勢いが止まっていないことになります。また縁日の達人も12/17~12/24の間で発売時と売上が変わっていないことから発売時にElebits以上の売上を見せたWiiロンチソフトの順位は変動がないと考えられジワ売れしているのでは?とも考えられます。今後のWiiのサードソフトの行方を見守りたいと思います。

(1/6 追加 12/24時点でのWiiソフト売上ランキング)

01位 Wii Sports (任天堂) 48.4万本
02位 はじめてのWii (任天堂) 45万本
03位 ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス (任天堂) 25.4万本
04位 おどる メイドインワリオ (任天堂) 16.3万本
05位 ポケモンバトルレボリューション (ポケモン) 12.7万本
06位 スウィングゴルフ パンヤ (テクモ) 3.7万本
07位 SDガンダム スカッドハンマーズ (バンダイナムコ) 2.8万本
08位 ブリーチ Wii (セガ) 2.2万本
09位 たまごっちのピカピカだいとーりょー (バンダイナムコ) 2.17万本
10位 レッドスティール (ユービーアイ) 2.12万本 
11位 縁日の達人 (バンダイナムコ) 1.82万本
12位 エレビッツ (コナミ) 1.22万本
13位 クレヨンしんちゃん (バンプレスト) 1.2万本
14位 スーパーモンキーボール (セガ) 0.97万本
15位 超執刀 カドゥケウスZ (アトラス) 0.75万本
16位 コロリンパ (ハドソン) 0.42万本
17位 ネクロネシア (スパイク) 0.35万本
18位 ニード・フォー・スピード カーボン (EA) 0.25万本
19位 ウィングアイランド (ハドソン) 0.15万本
モンスター4×4はデータ無し

12/29に追加したデータと食い違っていますのでどちらとも参考程度に

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コメント

言いたいことは分かるのだが、ライト層と呼ばれる人たちに対して(あるいはゲーマーでも)業界の発展やハードのシェア拡大のためにソフトを買えという理屈はおかしいと思う。

それらは結局、結果論であって市場拡大についてユーザーにその責任は無い。もっとも、仰るようにユーザーの多くが「任天堂」あるいは「ソニー」といったブランド名で商品を購入しているケースは多いだろう。それによってサードの良質なソフトが埋没する可能性は大いにある。ならば焦燥感を煽るような記事を書くよりも、口コミやこのようなブログ等でサードのソフトの楽しさを紹介した方がより健全だと思う。

投稿: 一ユーザー | 2006年12月 8日 (金曜日) 午後 06時42分

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