« 最近のFFCCRoFの記事について | トップページ | FFCCRoF、双子の声優が判明 »

旧来型カジュアルゲーマーはいつまで抵抗を続けるのか?

『Wii』崩壊の日は来るか――ゲーマー4類型論で分析

上記の記事はゲーマーを4つのタイプに分析している。「Wii人気」が崩壊してそれぞれのタイプがどうなるかについては記事に賛同できないが、ゲーマーが4つのタイプに分かれているというのは的を得ていると思う。任天堂が開拓した新カジュアルゲーマーが今最もゲーム業界の売上を支えているといっていいだろう。その中で旧来型のまだ次世代機を持っていないようなカジュアルゲーマーの憂鬱が伺える。

アニメーションの「らき☆すた」の中では面白いようにこの4タイプのゲーマーが当てはまる。メインキャラクターの中で泉こなたはゲームにどっぷりつかっているコアゲーマー。柊姉妹は一部のゲームしかやらないため旧カジュアルゲーマー。高良みゆきはソリティアやマインスイーパーくらいしかやらないため新カジュアルゲーマーと言える。(子供はこのアニメでは出てこないので割愛)アニメの中ではまだPS2が全盛の時代のようなのでPS3やWiiなどの話は出てこないが、もし今のような次世代据置ゲーム機がアニメの中でも発売されれば、泉こなたはPS3やXbox360を買うだろうし、柊姉妹はPS2で我慢したままだろうし、高良みゆきはDSやWiiを買っていることだろう。

その中でかわいそうだと思うのが柊姉妹のような旧カジュアルゲーマーに分類される人間だ。日本で言うとDQやFF、またはウイイレや無双シリーズ、または中堅RPGのようなソフトをPS2全盛の時代に買っていた人間だ。最近はこれらのソフトを巡る様々な迷走や憂鬱が見える。

DQやFFはご存知の通りスクウェアエニックスが様々なハードにソフトを出すため一体感が現れていない。しかも本編作品はDQがDSでFFがPS3であるというユーザーに優しくないハードの選択をしている。買う側にとっても例えば7月12日に発売されたドラゴンクエストソードがWii用ソフトだと知らずに買おうとしていたなんてことも多々ある。DQ9にいたっては未だにDSじゃなくてPS2で出ると信じ込んでいる人も少なくないと思う。

同様にPS3で出たガンダム無双も「なんでPS2ソフトじゃないの?」という疑問を持った人も少なくないと思う。コーエーも最近は迷走続きで主に売れているソフトはPS2の無双シリーズのソフトがまだまだ中心であり、WiiやPS3ソフトは発売延期になったり全然売れなかったりと次世代機の移行が遅れているといわざるえない。なお、真・三国無双5がPS3で秋発売予定である。PS2版のミリオン売上から大幅に売上が下がるのは確実。

コナミのウイイレシリーズは海外の大手ゲームソフト会社のエレクトロニクス・アーツのFIFAサッカーシリーズに売上で勝つという主要命題がある。しかし2008年のウイイレとFIFAの対決はウイイレが後手後手に回っているとしか言えない。ウイイレはPS3をメインハードとしてXbox360などの高性能ハードを中心に展開する。その他のハード用には外作品として出したり、後から発売するなどする。PS2版のソフトが一番売れるのは目に見えている。対するFIFAの方はWiiをメインとしてWi-Fi対戦を活用して勝負に出る。もちろん他の機種にも出るがメインを一番勢いのあるWiiにしたことで一気にウイイレに対して売上を引き離そうとしていることが伺える。Wi-Fi対応というのが一番の勝因になりそうだ。

PS2時代に中堅RPGを発売していたメーカーも迷走している。日本一ソフトウェアやガストはPSやPS2の頃にあれだけ会社の経営陣が任天堂批判をしていたのに今ではDSやWiiにソフトを供給しないといけないところまで追い詰められている。ユーザーに対してどのハードでソフトを出して欲しいかのアンケートをとっているがアンケートをとるくらいなら潔く任天堂ハードでは出さない方が良いと思う。(日本一はディスガイア3をPS3に来年の早い時期に投入予定。これも売上が大幅に減るだけでなくPS3のリスクが会社に重くのしかかるであろう)同じようにナムコのテイルズシリーズも海外のゲーマーに対してアンケートをとっていた。もちろん会社だけでなく、そういったソフトを遊ぶユーザーの憂鬱も見える。中堅RPGが好きな人間は未だにPS2やPSPでソフトが出ることを望んでいる。もちろん新しいハードを買わずにソフトが出ればユーザーのためにはなるがゲームの進化にはつながらず、ずっとそういったことをやっていればいつかは中堅RPG自体が滅亡しかねない。現に中堅RPG自体の売上は年々減ってきている。むしろこれからは旧カジュアルゲーマーに受ける中堅RPGではなく、新カジュアルゲーマーを取り込むような中堅RPGを目指すべきである。

中堅RPGだけでなくそのようなことはサードパーティー全体にも言える。旧カジュアルゲーマーがゲームを買わなくなった今、やるべきことはサードパーティーの持てる力で旧カジュアルゲーマーに受けていたゲームを新カジュアルゲーマーが満足するために変えていくことが最も求められていることだと思う。また旧カジュアルゲーマーも新カジュアルゲーマーになるか、ゲームを卒業するしか道は残されていないと思う。

|

« 最近のFFCCRoFの記事について | トップページ | FFCCRoF、双子の声優が判明 »

「ゲーム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/72449/15764833

この記事へのトラックバック一覧です: 旧来型カジュアルゲーマーはいつまで抵抗を続けるのか?:

» 泉こなた キャラクターソング Vol.001/らき☆すた [泉こなた キャラクターソング Vol.001/らき☆すた]
泉こなた キャラクターソング Vol.001/らき☆すた [続きを読む]

受信: 2007年9月 6日 (木曜日) 午後 02時46分

» 高良みゆき キャラクターソング Vol.001/らき☆すた [高良みゆき キャラクターソング Vol.001/らき☆すた]
高良みゆき キャラクターソング Vol.001/らき☆すた [続きを読む]

受信: 2007年9月 6日 (木曜日) 午後 02時56分

« 最近のFFCCRoFの記事について | トップページ | FFCCRoF、双子の声優が判明 »