Wii所有者がWii用ソフトを全く買わなくなってきた
以前、当ブログでWii用ソフトであるコーエーのオプーナとカプコンの宝島Zは売れないということをはっきり述べましたが、実際その通りとなってしまいました。オプーナの初週売上は僅か3200本でトップ30位以内のランク外、宝島Zは11000本で僅か1週のみでトップ30位以内のランキングから消えてしまいました(エンターブレイン調べ)。オプーナや宝島Zもキャラクターデザインが子供っぽくWiiの一番多いと思われる大人のライト層には受けないタイトルであるにも関わらずあえてこのようなタイトルを発売したコーエーとカプコンは頭が狂っているとしか思えません。
カプコンに関してはそこらへんに気づいたのかモンスターハンター3[tri]をWii向けに発表するなど改善点がみられますがコーエーに関しては任天堂ハード向けには一切従来型の無双シリーズをだすなどの行為をしようとはしません。
週刊アスキー11月13日発売の11/27号の「切込隊長の燃料投下中」のコラムにこんなことが書いてありました
・老舗の大手ソフトメーカーと別の大手ソフトメーカーのソフトが同じ発売日で後者のソフトメーカーのソフトが圧倒的に売れてしまった
・後者のソフトメーカーは過去に様々なメディアを通じて「圧力」をかけた過去があり、あそこのメーカーの仕事は請けるなと言われても仕方ないかもしれない
・前者の老舗のソフトメーカーの関係者に会って話を聞いたところ、そのことで一方的に「うちは負けていない」と言われた
・その前者の老舗のソフトメーカーは大阪に本社のあるソフトメーカーと似ている
・その大阪のソフトメーカーは10年に1度ヒット作が出て社長がゴルフ会員権を買ったかと思えばヒット作に恵まれずソフトの販権を売却してしまうこともしばしばある
・(話を元に戻して)前者の老舗のソフトメーカーは最近、採算取れるかどうかもよくわからないオンラインゲームに手を出したり、世界戦略を掲げながら日本でしか売れないソフトばかり出している
・そういったことが許されてしまうのは老舗だから何かやってくれるんじゃないかという周りの期待のせいだろう
老舗のソフトメーカーはコーエーであることが推測できます。信長の野望onlineや真・三国無双BBなど数々のオンラインゲームに手を出し、猛将伝商法などで乱発する無双シリーズは海外でほとんど売れていないからです。例えば海外でEGMなどのゲーム雑誌を発行している1UPのゲーム情報サイトでは国内で10万本以上売れてXbox360で全然売れなかったPS3のブレイドストームをこのように痛烈に悪評しています。評価は10点満点中の4.8点です。
「誰か、KOEIには精神科医を呼ぶ必要がある。
Bladestormは大いなるアンデンティティの危機に苦しんでいる。」
「このパブリッシャーの最新の歴史レッスンはアクションとストラテジーだと思われるが
最終的にどちらも全く優れていない」
実際、精神科医を呼んだところでこの会社の首脳陣が直るとは思えませんがw
以上のように多方面から様々に批判されても、「うちは負けていない」といきがるのは何様のつもりなのでしょうか?いい加減正直に「任天堂ハードでは自社ソフトが売れないから今後一切任天堂ハードではソフトを出さない」と決算などの公式の場で言えば良いのにと思います。任天堂が しゃべる!DS料理ナビのタイトル権をコーエーに譲ってしゃべる!DS料理ナビ まるごと帝国ホテルを出しても目立った宣伝もせず任天堂のしゃべる!DS料理ナビ比べる以前に異常に売れない結果となりました。他のコーエーのDSやWiiのソフトについても同じような理由で全く売れていません。
以上のことから、ここまで頑なな姿勢を貫き、自身の立場さえ認識していないとなるとコーエーはアンチ任天堂であるとしか思えません。襟川夫妻を初めとするコーエー社員全員にナムコ社員同様打ち首獄門晒し首による【死罪】を申し渡したいものです。
(12/19追記)
コーエーが「ウイニングポスト7 マキシマム2008」、「信長の野望・革新 with パワーアップキット」、「遙かなる時空の中で4」をPS2とマルチで出すようです。まだWiiでの展開を諦めていないようです。
さて、相変わらずサードソフトは売れないWiiですが任天堂ソフトにもその陰りが見えてきたような気がします。自分も買ったWii用ソフトのスーパーマリオギャラクシーの初週売上は256000本(2008/2/17までの累計は872000本)という結果に終わりました。これはゲームキューブでの同じ3Dのマリオ作品であるスーパーマリオサンシャインの初週売上が280610本であることと比べると非常に元気の無い話であると思います。スーパーマリオギャラクシーが発売された週のWiiの累計ハード売上が約370万台、それに対しスーパーマリオサンシャインが発売された当時のゲームキューブの累計ハード売上が約148万台であることを考えると、ハード普及台数はWiiは倍以上あるのに売上本数はスーパーマリオギャラクシーの方が低いという残念な話であるということが分かります。
(2007/12/19追記)
スーパーマリオギャラクシーがスーパーマリオサンシャインの売上推移を2007年12月16日までの発表の数字で抜いたようです。スーパーマリオギャラクシーが売れていないというのは杞憂だったようです。
(2008/1/9追記)
スーパーマリオギャラクシーがスーパーマリオサンシャインの累計売上を2007年1月6日までの発表の数字で抜いたようです。このままミリオンも狙えそうな勢いです。
上の2枚の写真のグラフはサードも含めたWii全体の北米・欧州・日本のWiiのハード売上とソフト売上の比率を円グラフに表したものです。任天堂の決算にも使われたグラフとなっています。ハード売上に関してはやや北米が多いものの3地域がほぼ均衡しています。しかしソフト売上に関しては北米が圧倒的で日本が一番少ないという状態を表しています。また最近の売上である写真2の方はハード売上、ソフト売上とも日本が少ないという現実を突きつけられています。NOA(任天堂オブアメリカ)によるとスーパーマリオギャラクシーも北米では75万本の出荷、初週では50万本以上のセールスを記録し、いかに日本人のWiiユーザーが据置ゲームソフトを買っていないかが浮き彫りとなりました。
このままだと日本のWiiユーザーはソフトを買わないと他地域から馬鹿にされるでしょう。その表れとして例えばアトラスのカドゥケウスZ2つの超執刀の続編であるカドゥケウスニューブラッドは舞台がアメリカに移り、アメリカのユーザーの意見に合わせた形での続編となってしまいました。それは日本での売上が振るわず、海外で好調だったためです。またコナミのエレビッツやデューイなどは日本ではまともなプロモは行なわす海外を中心に展開するという方針を取っています。日本で散々な売上だった宝島Zもそのような方針となっています。これは全て日本でこれらのソフトが全くといっていいほど売れなかったためです。
サードがWiiに大作ソフトを出さないからサードは売れないという意見もあるかもしれませんが、そうなるとますますサードはWiiでソフトを出さなくなりWiiユーザーはますますソフトを買わなくなります。どこかでその悪循環を断ち切らねばなりません。
Wiiソフトは年末に発売されるサードソフトだけでも面白い作品がたくさんあります。以前自分が挙げた、これから発売される予定で買う予定のゲームソフトの中でWiiソフトのみ抜き出すと・・・
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ザッパー付の限定版エキスパートパッケージの2万数千本は初日でほぼ完売。通常版込みで初週では10万5千本、2008年1月13日までの集計で累計24万2千本売れたそうです。またこれに引きずられる形でWiiザッパーが品薄になっているらしく、Wiiザッパーを同梱したバージョンの出荷が多いセガのゴーストスカッドが11月末までのメディアクリエイトの集計で累計で4万5千本売れるという動きを見せています。
「Wii:バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」初日から品薄に
Rambling Man「大乱闘スマッシュブラザーズXの受注は100万他」
Wii「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」初日約7万本、他
Wii「バイオハザード アンブレラ クロニクルズ」初週10万本突破、他
エキスパートパッケージが来週末に若干出荷されるそうです。手に入れたい人はゲームソフト販売店に問い合わせをしてみてはどうでしょうか?
「Wii:バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ エキスパートパッケージ」再出荷決定
DS「レイトン教授と悪魔の箱」初週30万本、「Wii Fit」は2日で25万本、他
DS「レイトン教授と悪魔の箱」PS2「Gジェネ魂」が好スタート、他
前作の初週売上はローンチ(ハードの発売と同時に発売すること)ということもあり12673本、累計で57038本という売上を記録しましたが、今作は初週だけで6500本と前作の売上より半減しています。累計もこのまま伸びないと思われ、テクモはパンヤの据え置きソフト展開を見直す必要があると思います。なおこの記録はサクセスの直販サイトのみで元が取れてしまうDSソフトである降魔霊符伝イヅナ 弐と同じ初週販売の記録です。
今年も「任天堂ウィーク」に突入、ハード・ソフト共に大躍進、他
DS「テイルズ オブ イノセンス」初日で約7.5万本を販売、他
出荷本数は3万本弱。初日に1万本という記録を見せたものの、結局は初週販売で13000本と少々不安を残す結果となりました。同じグラスホッパーマニファクチャー製作のPS2版とGC版のkiller7の初動は11000本であることを考えるとまずは合格点?でしょうか。killer7の国内出荷が12万本であることや海外でかなり売れていることを考えるともっと売れてほしいところです。 読み違えておりました。killer7の国内出荷は正しくは1万2千本です。訂正するとともにお詫び申し上げます。
不調の多い今週新作、トップはPS3「GT5P」で約5万本、他
初回出荷9万本のうち、初日は3万本を販売しましたが初週では4.4万本に留まり減速。評判はよいゲームなだけにこの結果には残念です。次の週からは2.3万本以上売れないと数字が出ないので上位30位のランク外に。初回出荷分は売り切ったとのことですが、結局チョコボと魔法の絵本並の売上にしかならなそうです。
特にすごい評判が良いゲームというわけではありませんでしたが、チョコボと同規模の9万本を出荷したうち、初日に7千本だったのが意外に伸びて1.7万本の販売を記録しました。次週以降もどんどん伸びてほしいところです。
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とかなりの数がありましたが、正直売上はこの中で10万本以上売れているソフトはバイオUCだけです。
現在Wiiには任天堂以外のメーカーで3つのソフトがワールドワイド(世界売上)で100万本以上売上を上げているソフトがあります。それは以下の3つのソフトです。
ラビッツ・パーティー(UBIソフト)
レッドスティール(UBIソフト)
バイオハザード4 Wii edition(カプコン)
この中で2本のソフトでミリオンを達成させているUBIソフトのCEOであるYves Guillemot氏は以下の3つのことを下記のURLの中の記事で述べています。
・これからは任天堂クオリティのゲームを目指す
・Wiiのプロジェクトに現在400-500人の人間が関わっている
・サードは売り上げが任天堂のソフトに集中することに不満を漏らす暇があるなら質の向上に勤しめ
日本のサードの中でUBIソフトのような考えを持つところは現れないのでしょうか?現れないとしたら日本のサードに未来は無いと思います。
唯一日本のメーカーの中でUBIソフトに匹敵する姿勢を持っているのはバイオハザード4 Wii editionを世界的にミリオンの売上を達成させて、モンハン3をWiiで出す予定のカプコンとマーベラスエンターテイメントくらいでしょうか。そのマーベラスエンターテイメントが興味深いコメントを2007年度の中間決算で出しています。
Wii購入者の7割以上が20代以上の大人、男女比は50対50
上記URLの内容をまとめると
・Wiiには子供ユーザーは少ないのでキャラデザが子供向けのソフトを出しても無駄である。
・Wiiには女性のユーザーにも配慮したゲームをださないといけない。
・WiiにはPS2を持っていなかった出戻りユーザーと全くゲームを買ったことが無かった新規ユーザーが半数を占めており、従来型のゲーマーだけに受けるソフトが通用するとは限らない。
・相変わらず任天堂ソフトしかWiiユーザーには買われておらず、サードメーカーがWiiというハードはおろかWiiユーザー自体を馬鹿にしているという現状がある。
以上のことをWiiというハードを所有しているユーザーと任天堂とサードソフトメーカーは肝に命じておくべきです。
Wii所有者が上記のタイトル一覧で今後Wiiで発売する予定のソフトで、買う予定のタイトルが無かったらWiiを今すぐ手放した方が良いと思います。何の理由も無しにWiiを持っていること程、馬鹿なことは無いと思います。またPS3も発売日が決まっていないゲームソフト目当てでPS3を買うことほど馬鹿なことは無いと思います。こういった意味も無く据置ハードが売れていくことは日本の据置市場のためにならないと思います。WiiやPS3が売れず、日本の据置市場が明らかに元気が無い状態であることを世界中に明白な形でアピールしないと、ゲーム会社は本気で日本の据置市場を盛り上げさせようとはしないからです。ユーザーはどのハードが勝ちハードかばかりを見すぎており、サードパーティーはハードメーカーの顔色ばかり伺っています。このようなことでは日本の据置市場が盛り上がらないのも当然であると思います。近い将来、日本人の希望通りのゲームが据置ゲーム市場に出てこなくなったとしてもそれは日本人の自業自得であると思います。
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コメント
据置自体が縮小気味なんですかねぇ
Wiiのゲームはどれも「触るだけで楽しい」ので
ついつい色んなゲームを買うんですが、
こういった傾向は非常に残念ですね。
まぁ逆に自分みたいなユーザーがゲーム買わないと感が強まって
購入意欲がぐんぐん沸いてくるのですが。。w
投稿: 暖簾 | 2007年11月 8日 (木曜日) 午後 11時54分
・コーエー全員資材となると、漏れが大好きなEGWORD(コーエーの関連会社のエルゴソフトが販売)ができなくなるので勘弁してください(;;´∀`)つ旦
・やっぱり好きなソフトが出るかどうかなんだとは思うんですけどね…どこぞの(ryな人が「(ryが売れないのは若者の携帯電話代等と言った生活スタイルが変化したことが原因」なんて言いますけど、まぁそういうものもあるとは思いますが…('A`)
・漏れはPS派ではありますけど、ナイツは本当に気になってます。この為だけにWiiを買うべきかどうか…(´Д`;三;´Д`)ボーナスデカウベキカケントウチュウ
投稿: 行!行! | 2007年11月 9日 (金曜日) 午後 11時08分
追伸:
すみません。大変遅くなりましたけど、blogのurlが変更となりましたので、よろしくお願いいたしますorz
_| ̄|○つ[http://t-wave.org/blog/]
投稿: 行!行! | 2007年11月 9日 (金曜日) 午後 11時10分
コーエーやナムコも許せませんが、最近セガもアンチ任天堂っぽいと思いませんか?
・Wii版ナイツの発売直前にPS2版のナイツを発表したこと。
忍之閻魔帳の忍氏によると「PS2版の情報が解禁になってからWii版の予約がぱったりと止まってしまった」とのこと。なぜ発売前に情報を解禁したのか?任天堂への嫌がらせ?
・PS3に大作(龍が如く見参、戦場のヴァルキュリア)を2本も出すこと。
全く意味が分かりません。採算がとれるとは思えない。そんなに任天堂が嫌いか?
・ソニックのためにスマブラやマリオに悪影響を与えたこと。
スマブラへのソニック参戦で開発が遅れ大事な年末商戦を逃してしまったし、マリオ&ソニックも余計なもののせいで初週7万本とマリオにしては散々な販売本数に終わってしまった。
シレン3は評価しますけど、全体的にセガのWii、DSのタイトルは子供向けソフトが多い気がします。それでは売れるものも売れない。大人向けバイオUCがヒットしたカプコンを見習ってほしいもの。
投稿: NO MORE KOEI | 2007年11月29日 (木曜日) 午前 12時32分
セガはもともと任天堂にとってライバルハードメーカーなんでアンチであって当たり前の存在だと思います。実際そういうセガのマルチプラットフォーム戦略を任天堂の前社長の山内相談役が批判してますし、たとえこのままWii向けに従来型のソフトを出さなくても今期の中間決算で酷い状態を出してますのであまり問題ではないと思います。
問題はソニーハード路線でも収益をある程度確保させているところです。そういう会社が一番厄介だと思います。
投稿: EARTH1984 | 2007年11月29日 (木曜日) 午後 04時12分
失礼ですが、killer7の国内出荷は12K万本なので
1万2000本なのでは?
投稿: 暖簾 | 2007年12月19日 (水曜日) 午後 11時50分
>>暖簾さん
申し訳ございません。その通りでした。文章は修正しておきます。既にkiller7のカプコンの決算時の出荷の数字を超えているノーモアはけっこう売れていますね。
投稿: EARTH1984 | 2007年12月20日 (木曜日) 午前 12時03分