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Wiiのヤバイ現実から見る矛盾だらけのWiiユーザ

進む"二極化"......『マリオ』が大ヒット中でも笑えないWiiのヤバい現実
http://www.cyzo.com/2009/12/post_3488.html

この記事を見たときに何をいまさらと思ったのが正直な感想である。
DSの時もそうだったがWiiの発売当初から、サードが売れない、サードが売れないと言われ続けていたが、DSのように中小サードが柔軟な発想と少ない開発費で簡単にソフトを発売できる、そんな状況がWiiでは実現できなかったというところだろうか。では原因はどこにあるのだろうか?

この記事ではWiiはファミリー向けのライト層ばかりのユーザしかいないハードだから従来のサードが出すようなゲームが全く売れていないと言っている。
ここでWiiユーザに言いたいのはWiiユーザが馬鹿にされているというところに気づいて欲しいのだ。
現在Wiiは900万台売れており、現世代据え置きハードで一番売れているが、そのWiiユーザはサードソフトを全く買わない。
だからゲーム業界にとっては害悪でしかないという論調でWiiユーザを扱うこのような記事を書く人間が非常に多い。
別にソフトを買えとは言わないが、もっとゲームを作る側にWiiユーザとしての意見を言うべきである。
サードが作るゲームは任天堂と比べてつまらんから買わないとだけ言うのではなく、じゃあどうしたいのかをはっきりと伝えるべきだ。

Wiiがどうなろうと知ったこっちゃないと言うユーザがいるが、じゃああなたは何のためにWiiを買ったのかと問いたい。
おそらく任天堂ソフトをやりたいためとか、あるソフトをやりたいためということであろうと思うが、目的を果たした後に、Wiiが起動されずに押し入れに入ったままになっているのはサード会社を勘違いさせる原因になるからだ。
Wiiは一番普及しているので、そこにゲームを出せば売れるとサードは勘違いする。
そして実際に出してみると全く売れない。
で、結局Wiiに出しただけの開発費が水の泡になってしまう。
このしわ寄せは他のハードにも影響する。
Wiiに出したリソースでDSソフトを複数本発売することができるし、PS3やXbox360のようなHD(ハイビジョン)ソフトのリソースに補填することもできる。
HDソフトはリソースがとてつもなく必要であり、コスト削減のためリソースを減らしたとみなせるところが多々ある。
PS3やXbox360のソフトで中途半端に作られたソフトがあると感じる人は多い。
しかし、せっかくそのようなリソースをあえてWiiにつぎ込んだのにWiiユーザはそれを享受しないというのは他機種ユーザにとっては迷惑でしかない。
また、従来ソフトが好きなWiiユーザにとっても全くWiiソフトを買わないWiiユーザは迷惑でしかない。
普通にサードソフトが売れる市場にWiiがなれば、そのような従来型のソフトが売れ、発売するソフトの本数も多くなるが、全くWiiソフトを買わないWiiユーザはWiiソフトの発売本数を減らしていると言える。

Wiiソフトを買わないWiiユーザはホントに迷惑な存在だが、WiiではDQ10が出ることが既に決まっている。

ドラクエ10はWiiで発売--ドラクエ9は2009年3月28日、5980円で登場
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20385074,00.htm

その時、Wiiソフトを買わないWiiユーザがどのような行動を取るのかは見ものである。

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コメント

Wiiのタイレシオは他の2ハードと比較しても十分高いので、みんなちゃんとゲームを買っています。
ただWiiで完成度の高いソフトとなると、どうしても任天堂タイトルが多くなります。そのため、相対的にサードのタイトルが売れ難いのは事実でしょう。が、限られた財布の中身を奪い合う以上、それは仕方のないことです。
実際、サードの有力タイトルのほとんどはWiiに供給されておらず、そのような状況において、ユーザーに任天堂タイトルを差し置いてサードの非有力タイトルを購入せよ、というのは酷な話だと思います。

投稿: | 2010年1月 6日 (水曜日) 午前 12時21分

コメントありがとうございます。
確かにWiiのタイレシオは
他ハードと比較しても
大きな違いがあるわけでもなく、
Wiiユーザが買えるソフトに限りがあるのは確かです。
しかし本当にみんながみんな任天堂ソフトを
質が高いソフトとしているのかは疑問です。
「みんなのニンテンドーチャンネル」の「みんなのおすすめ」を見ると
プラチナ・ゴールド評価のソフトが
全て任天堂ソフトというわけではありません。
問題はサードソフトの質が悪いというわけではなく、
質の高いソフトを作っても売れない仕組みにあると思います。

よく、こういうことで任天堂は宣伝費用に金をかけているから
任天堂ソフトは売れるという声がありますがそれも疑問です。
ゲームの購入に宣伝効果が影響するようなことを
表した統計結果でもあれば、そういうことも言えますが
そんなものは無いと思います。
Wiiユーザはゲームをいざ買うという時に
買うゲームを決めていないことが多いのではないでしょうか。
そうなればゲームをいざ買うという時にゲーム内容や評価が
分かる仕組みが必要になります。

投稿: EARTH1984 | 2010年1月24日 (日曜日) 午後 01時02分

サードがだらしないのでは。
PS2時代の考えの延長線で。
グラフィックが良くても、ゲームとしての驚きがない。新しい遊びや楽しみを提供しきれていない。同じような続編もの。
そもそもHD機に固執するユーザーが多いのも原因では。

任天堂の誰かの言葉で'娯楽はいつか飽きられる'と言うのがありましたが、それを考えて開発している任天堂ソフトにユーザーの目が集まるのもある意味納得できる。そこに埋没するソフト。

でも任天堂も従来路線のソフトをWii初期に強調しておけば、コアゲーマーとやらのWiiのイメージと食いつきも今よりは良かったかもしれない。
しかし、そういう人はマシンスペックとグラフィックで判断してつっぱねたりするからなあ。

私?私は罪と罰2買いました(セカンドPですが)売れてませんがw 私の宝物です。

投稿: ぐらはにのつぎ | 2010年1月30日 (土曜日) 午前 02時41分

「評価が高いのに売れない」そういうゲームはいわゆる信者ゲーであって、どのハードでどんな宣伝を打とうが大して売れないものだと思いますがどうですか。

投稿: | 2010年3月 4日 (木曜日) 午後 04時32分

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